当院での消化器内科の特徴

当院では、お腹のトラブルを女性の目線から消化器、さらに婦人科領域を含め検査します。

ひと言で「腹部」といっても女性の場合は子宮、卵巣、卵管といった女性付属器があり大きな体積を占めています。腸管や肝臓など消化器の臓器と近いために、付属器の炎症が「腹痛」と感じられ腹部症状として自覚することがあるのです。生理の腹痛は女性にとっては慣れた痛みですので月経痛とそれ以外を区別することは容易かもしれません。ですが例えば卵巣や子宮の炎症が上腹部痛として自覚されることもありますし、月経不順や子宮内膜症が原因で便秘・下痢となり、食後すぐにお腹が張ったり下痢をすることもあります。

女性にとっては簡単に消化器臓器と女性付属器は切り離すことはできず、両者が互いに影響しあい症状が出現することがあるのです。腹痛だからといって消化管臓器によるものだけとは考えずに、女性付属器のトラブルも含め精査することが大事です。当院では主に経鼻内視鏡検査や腹部超音波検査などを用いた消化器内科をメインにしつつ、内診台と経膣超音波検査で婦人科疾患の領域も女性の目線で問診、検査、診断することができます。

緊急の検査としては採血検査、尿検査、レントゲン検査のほか、腹部超音波検査や経腟超音波検査によるリアルタイムでの診断に役立つ検査を行うことができます。
また婦人科検診として子宮体癌、頸癌の検査や月経困難症に対するホルモン治療なども行います。そのうえでさらなる精密検査が必要な状況であれば、より精査可能な設備を整えた消化器内科、産婦人科のある病院へのご紹介もさせていただきます。

当院は大学病院や市中病院のような規模ではありませんので、検査に時間を要するCT/MRIなどの検査は行えません(この場合は、当院より徒歩圏内のCT/MRI診断専門施設へご紹介することもあります)。しかし患者さんが急性期の症状を訴えるとき、あるいは、ずっと自覚はしていたけれど、どこへ受診したらよいか迷っているときには最低限必要な検査を行い早い段階で専門科へご紹介することが私たち診療所の役割だと思っています。